MODE Sensor Cloudに動画録画機能を搭載いたしました。これにより、MODE Sensor Cloudでサポートされている様々なセンサーの値を元に、ビデオ録画の開始ができるようになります。
■MODE Sensor Cloud 動画録画機能の特徴
これまで一般的な遠隔モニタリングには、2つのタイプがありました。
1つはセンサーを使ったタイプです。設置された場所を常時センサーで見守ることで、異常を感知することができます。一方で、センサーの計測データだけでは何かが発生したことしか分からず、何が発生したかを正確に把握することができないという問題点があります。発生したイベントを確認するためには、ビデオなどによる追加情報を使い、人間がその様子を確認することが必要です。
もう1つは、クラウドを活用した監視カメラです。こうしたカメラはすでに多く販売されていますが、その多くが24時間常時録画や人感センサー付きカメラの監視機能をそのまま使うだけといったサービスです。
このたびMODEが搭載するMODE Sensor Cloudの動画録画機能では、上記2つの遠隔モニタリング機能を組み合わせることで、自由度の高い動画録画機能の活用が可能となります。これにより、ビデオ活用の幅を大きく広げることができます。
例えば、オフィス・倉庫・工場などの施設でのセンサーによる遠隔モニタリングにも、ビデオ録画機能を使えるようになります。
主な機能
- 任意のセンサーデータをトリガとし、録画が開始する
- センサーで検出されたイベントの前後の様子を録画する。
- 他の自社システムと連携できる。
- 録画データをクラウドに送信する。
- 録画は最大2時間の連続動画撮影が可能。
※人感センサーとビデオ録画機能を組み合わせることでセキュリティカメラ機能も簡単に実現できる
■ 動画録画機能を搭載するに至った背景
MODEではこれまで、車両などの移動体を対象としたパッケージソリューションMODE Mobility Cloudで、ドライブレコーダー機能としてビデオ録画機能を提供してまいりました。
2021年3月に、エッジ側で処理を行うことが可能なゲートウェイソフトウェアが追加したことで、静止体を対象としたMODE Sensor Cloudにも、その範囲を広げることができるようになりました。
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■ MODE Sensor Cloudの概要
MODEではお客様のIoT化を実現化させるため、用途に応じたパッケージソリューションをご提供しています。その一つであるMODE Sensor Cloudは、様々なデバイスやセンサーからデータ収集することを目的としています。取得したデータはクラウドに保存され、リアルタイムでの活用が可能です。
事例紹介:https://www.tinkermode.jp/interview
■詳細・お問い合わせ先
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