2021年8月11日(水)に、MODE IoTプラットフォームの時系列データベースの新バージョンを提供開始しました。
新バージョンに追加された機能
MODE IoTプラットフォームの時系列データベースの新バージョンでは、計測されているデータをモニタリングし業務システムやコミュニケーションツールに通知ができる機能が追加されました。MODEシステムの中核であるMODE IoTプラットフォームにアラート機能が追加されたことで、多くのIoTシステムで広く必要となるアラート機能を業務アプリケーションでお客様が独自にシステムを構築する必要がなくなり、設計開発のコストの削減と本番稼働時の運用コストの削減に繋がります。
以下は、ご利用いただけるアラート設定の一例です。
- 業務アプリケーション内の画面表示
- メールによる通知
- お客様の社内システムとの連携
- LINEやslack、Chatworkなどのコミュニケーションツールへの通知(※別途お客様にて中継サーバーを設置する必要がある場合がございます)
実装イメージ
MODEが提供する各ソリューション内の画面表示の一例、MODEセンサークラウドに実装したイメージです。データ監視機能をフロントエンドのみの開発で実現できます。
MODEセンサークラウドにおけるアラート機能実装イメージ図
導入効果
ほとんどのIoTシステムで必要となるデータの監視機能ですが、実運用で使えるアラート機能の設計・実装は難易度の高いものでした。アラート機能を開発・設計コストをかけずにすぐに利用できることで、IoTシステム開発の失敗リスクが1つ減りました。
提供方法
MODE IoTプラットフォームに追加APIとして実装されます。
https://www.tinkermode.jp/product/tsdb
◇ MODE IoTプラットフォームについて
MODE IoTプラットフォームは、IoTをビジネスで本格利用するための機能を網羅したクラウド型プラットフォームです。MODEのソリューションはすべて本プラットフォームをベースに構築されています。
企業がビジネスでIoTを大規模運用することを前提としたシステム設計で、時系列データベースやファームウェアアップデートなど、IoTに特化した様々な機能を搭載しています。
URL https://www.tinkermode.jp/core_iot_platform
◇ MODE 時系列データベースについて
MODE 時系列データベースは、絶えずデータ収集を続けるIoTシステムに最適化しており、必要なデータをピンポイントで取り出すことが可能なため、ストレスのないデータ活用が可能です。
URL https://www.tinkermode.jp/product/tsdb