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「Operator Console」は「BizStack Console」として生まれ変わりました

作成者: Akemi Eto|2024/04/01 1:00:00

BizStack Consoleは、IoTプラットフォームBizStackの新たなWebユーザーインターフェースです。BizStackはデータの収集、蓄積、加工、可視化、活用機能を提供していますが、BizStack Consoleはその一部として、データの可視化と活用、そしてBizStack 全体の管理機能を備えています。


BizStack Consoleは、以前のOperator Consoleを置き換えるものです。Operator Consoleは以前からBizStackにおいてデータの可視化と管理機能を提供していましたが、ユーザーの権限管理機能が限定的であり、企業の業務アプリケーションやマルチテナントサービスの提供において課題がありました。BizStack Consoleはこれらの課題に対応し、多数の新機能を搭載してOperator Consoleを置き換えます。

 

主な新機能:詳細なユーザーアクセス権限管理

データや機能ごとに編集や閲覧の権限設定を細かく行うことができ、マルチテナントのIoTアプリケーションも構築可能です。

ユーザー権限管理の主な特徴

きめ細かく柔軟な権限管理
企業には、さまざまな役割を持った人々がいます。すべてのデータにアクセスすることができる管理者権限を持つ人や、データの編集はせず見ることだけできれば良い人もいます。こうした細かい役割分担に合わせ、BizStackではユーザーの権限を細かく設定することが可能です。


対象物単位の権限付与
ユーザー単位で権限を付与するのではなく、閲覧の対象物単位で権限を付与するため、エラーが起こりにくいというメリットがあります。


技術的進化と構造化データ
BizStackでは、エンティティと呼ばれる概念を活用して、実空間から得られたデータを構造化することが可能です。実際の組織や構造に合わせた細かい権限管理を提供できるため、画面単位ではなく、情報単位での権限設定が可能。企業が求める厳密なセキュリティ基準を実現します。


その他のBizStack Consoleの主な機能

  1. 「エンティティ」を使ったデータの可視化機能: グラフや数値などの形式で、BizStack Gatewayから収集されたデータをダッシュボード上で簡単に可視化できます。さらに、ダッシュボードのカスタマイズも可能です。

    BizStackでは、エンティティという仕組みを用い、現実世界のビジネスの階層構造を、データモデルに変換しています。BizStack Console では、このエンティティに紐付く形でダッシュボードを複数作成することで、実世界のデータを階層的に可視化することが出来ます。

  1. アラート機能による監視: データの値や位置によってアラートを発報し、IoTを用いた遠隔監視を実現します。

  2. カスタムアプリケーション機能: 収集したデータを活用し、専用の業務アプリケーションをBizStack Console上で簡単に作成できます。

  3. 企業向けのセキュリティ機能: Microsoft Entra IDやGoogle Accountによるログイン、2段階認証、監査ログの記録など、企業に求められるセキュリティ機能を備えています。

  4. IoTプラットフォームの管理: BizStack Consoleは、IoTプラットフォームBizStackの管理ツールとして機能し、Gatewayやセンサーの管理、ユーザー管理、Entityの管理などを行います。