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MODE、BizStack Consoleのダッシュボード機能を大幅アップデート ~ 運用しやすく読みやすい、次世代型業務ダッシュボードへ ~

作成者: TOP|2025/12/2

現場データの活用を支援するシリコンバレー発スタートアップMODE, Inc.(本社:米国カリフォルニア州、日本支店:東京都千代田区、CEO:上田 学、以下、MODE)は、BizStack Consoleのダッシュボード機能をアップデートしたことをお知らせします。

今回のアップデートにより、BizStack Consoleのダッシュボードは「多拠点データの俯瞰性」「専門分析への対応力」「現場での視認性」「業務利用のしやすさ」が大きく向上しました。

BizStackとは

「BizStack」は、現場のリアルタイムデータや既存システムのデータを一元的に統合し、AIを活用した直感的な操作による業務効率化や安全性向上を実現する次世代のデータ統合ソリューションです。

建設・製造・物流などの「現場」で発生する多様なデータをつなぎ、センサーやカメラからのIoTデータ・既存の業務システム・SaaSなどから取得した情報をリアルタイムに収集・解析できます。

サービスサイト:https://lp.tinkermode.jp/bizstack

アップデート詳細

1.複数拠点・多数デバイスのデータを一画面で俯瞰

アップデート概要

  • ゲージ、ヒートマップ、指標値、ステータス表示などが 複数エンティティのメトリック表示に対応。
  • メトリックテーブルにメトリックIDも表示され、データ変換がしやすくなりました。

Before(これまで)

  • 1つのウィジェットに 1デバイス分しか表示できない。
  • 多拠点データは比較しづらく、画面が複雑になりがち。

After(これから)

  • 複数拠点・複数デバイスの値を、1つのウィジェットでまとめて表示可能に。
  • 全体を横並びで比較しやすく、ダッシュボードもスリムに。

メリットが大きいユーザー

  • 工場・倉庫・多拠点ビルなど、多数のセンサーを運用する現場
  • 拠点横断の比較・分析を行うオペレーション/データ分析担当者

2.高度なデータ可視化に対応

アップデート概要

  • XY チャート / 散布チャートが対数スケール(Log scale)に対応し、より高度なデータ分析が可能になりました。
  • 過去期間との比較、散布図での相関分析、異常データの傾向把握など、分析機能が強化されました。

Before(これまで)

  • データが線形スケールのみで表示されるため、振動・圧力・温度など指数的に変動するセンサーデータの細かな変化が見えにくい。
  • 値のレンジが大きく異なるデータは、グラフがつぶれて比較が困難。

After(これから)

  • 対数スケールに対応し、指数的に変化するデータも正しく可視化。
  • 散布図 / XYチャート の比較機能強化により、異常の傾向分析・相関分析が容易に。
  • 過去期間との比較や高レンジデータの扱いが改善され、工場系センサー・環境データなどの分析精度が大きく向上。

メリットが大きいユーザー

  • 振動・圧力・温度など 指数的なセンサーデータ を扱う製造・保全チーム
  • データアナリストやレポート作成担当者
  • 複雑な傾向分析・相関確認を行うエンジニアリング部門

3.ダッシュボードが “見やすく・分かりやすく” なる

アップデート概要

  • すべてのウィジェットに、タイトル・アイコン・枠(コンテナ)を付けられる機能を追加。
  • パネル / カードを使わず、単体ウィジェットだけで視覚的に整理された表示が可能に。

Before(これまで)

  • ウィジェットにタイトルや枠がなく、パッと見で何のデータか判断しづらい。
  • 見栄えを整えるために パネル / カードを重ねる必要があり、ダッシュボードが複雑になりがち。

After(これから)

  • すべてのウィジェットに装飾コンテナを追加でき、視認性・統一感が向上。
  • タイトル・アイコンを付けられることで、誰が見ても一瞬で内容が理解できるダッシュボードに。
  • パネル / カードを多用せずに済み、画面構成がスッキリ整理される。

メリットが大きいユーザー

  • 直感的に読みやすいダッシュボードを求める現場スタッフ
  • 共有用/報告用のダッシュボードを多く作成するチーム
  • 情報量が多く ウィジェットが多いダッシュボード運用者

4.再利用しやすく、作りやすい “業務用ダッシュボード” になる

アップデート概要

  • フレキシブルレイアウトにグリッドラインが追加され、ウィジェット配置が直感的に。
  • 内側ウィジェットの自動スケール対応により、画面サイズやデバイス差を気にせず編集可能に。

Before(これまで)

  • ウィジェット同士の位置合わせが難しく、微調整に時間がかかる。
  • デバイスごとにレイアウトが崩れ、調整や再編集の手間が大きかった。

After(これから)

  • グリッドライン表示により、ウィジェットの整列が簡単に。ダッシュボード全体の見た目も整いやすい。
  • 内側ウィジェットが自動でスケールするため、画面サイズ差による崩れを防止 デスクトップ・タブレットなど、どのデバイスでも安定した表示に。
  • レイアウト作成や更新が効率化し、業務用ダッシュボードが短時間で仕上がる

メリットが大きいユーザー

  • ダッシュボードの作成・編集を日常的に行う担当者
  • 画面レイアウトを頻繁に調整する 運用チーム・管理者

MODEはこれからも、現場起点のプロダクト開発を通じて、より多くの企業がリアルタイムデータを直感的に活用できる環境を提供してまいります。