デジタルトランスフォーメーションを実現するMODE Core PlaformにMODE Video Smart Moduleを2020年11月5日(木)に追加いたしました。

これによりあらゆるカメラからの動画データをMODEの提供するDevice SDKやゲートウェイソフトウェアを利用して正確にアップロードし、お客様のアプリケーションから簡単に利用して頂けます。

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■MODE Video Smart Module の特長

不安定なネットワーク環境でも正確に動画データをアップロード

IoTデバイスは、携帯電話網などを使って車輌や遠隔地に設置される場合があり、必ずしもネットワークが安定していない環境で動作することがあります。このようなネットワークが不安定な環境では、動画データのように比較的大容量になりやすいデータのアップロードが簡単には行かないことがあります。
MODE Video Smart Moduleはあらゆる種類のデータを無欠損かつ正確に収集するための仕組みであるMODE Stream Data Storeを活用し、Device SDKやゲートウェイソフトウェアと共に利用することで、動画データを確実にクラウド環境にアップロードし、アプリケーションからアクセスすることができるようになります。

 

業務アプリケーションから容易にビデオデータを取得可能

MODE Video Smart Moduleに動画データをアップロードする際に、検索に用いるための情報(例えば、データの収集された位置情報、IoTデバイスの識別子、タイムスタンプなど)をメタデータとして動画情報と共に記録できます。このメタデータをMODE Eventなどを通じてIoTクラウドに記録することで、お客様の業務アプリケーションからREST API経由で、記録した動画情報を検索・取得・再生することができます。

 

image1-Nov-04-2020-02-53-33-16-AM※(アプリケーション例)MODE MOBILITY CLOUDのビデオレコーディング機能

 

MODEで提供しているソリューションにおいて、センサーをトリガーに動画データを保存したいというニーズにお答えし、動画データを様々なトリガーに前後数十秒の動画をクラウドに保存する事が可能です。こういったエッジ側のセンサーやカメラデータの連携を簡単に開発可能にするためのモジュールとなります。

 

■機能追加の背景

これまでMODEでは数多くのセンサーデータ取り扱ってまいりました。近年、IoT技術の利用シーンが広がる中で、センサーデータで捉えられた現象を把握するために動画・画像データを活用することが増えて来ました。
一方で、動画データはデータ容量が大きく、単純なデータのアップロード方法ではデータが送れないことが頻繁に発生することも分かってきました。これらの問題をお客様や開発者が独自に開発することは大きな負担になるものでした。こうした課題を解決するための仕組みとして開発したVideo Smart Moduleすることで、お客様が動画データを収集を一機能としてすぐに利用できるようにし、ビジネスにとって本質的に重要なデータを活用するシステムの開発に集中することを可能にしました。

 

■使い方・導入方法

MODEソリューションを使ったIoTシステムに対してVideo Smart Moduleは追加モジュールとして提供されます。MODE Labsなどのサポートプログラムでは技術サポートを行います。

提供方法:開発者ドキュメンテーションを自社サイトにて公開しています。

URL:https://dev.tinkermode.com/platform/console-manual/video

 

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※開発者ドキュメンテーション

 

製品URL:https://www.tinkermode.jp/product/video_sm

 

 

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