株式会社センサーズ・アンド・ワークス様が提供する人流計測センサーを用いた「人流可視化サービスプロジェクト」に参画いたしました。人流可視化サービスは兵庫県神戸市にある大型商業施設に設置され、現在、実証実験中です。
この度、センサーズ・アンド・ワークス様より本プロジェクトについてお話を伺い、その内容を弊社Webサイトにて公開しました。
■ 人流可視化サービスプロジェクトの概要
2020年に発生した新型コロナウイルスは、人と人との接触により感染が拡大するとされています。センサーズ・アンド・ワークス様とMODEは、感染症予防の観点から、混雑緩和を目的とした人流可視化サービスをプロジェクト化し、その仕組みを構築いたしました。 コロナ禍における混雑可視化では、リアルタイム性が求められています。「今」の状況をリアルタイムにデータ収集し、情報を施設利用者や施設管理車など多くのステークホルダーへ、的確に発信・共有する必要性が高まっています。
※ 人流可視化サービスの仕組みイメージ
※人流計測センサー設置イメージ
■ MODE導入の背景
IoTはハードウェア、ソフトウェアの両方を理解していなければ、開発・導入が困難とされています。センサーズ・アンド・ワークス様においても、その両方を理解し、オールラウンドに俯瞰的に仕事ができる人材を確保することが課題だと感じていました。 そうした中、今回のプロジェクトをリードするセンサーズ・アンド・ワークス様が自社のビジネスであるセンサーの開発、製造、販売、取り付けに集中特化できるよう、MODEではゲートウェイへの繋ぎ込みやデータベースの管理といった、プロダクトのIoT化におけるシステムインテグレーション部分をサポートさせていただきました。
■ 導入効果
MODEでは今回のプロジェクトにおいて、かねてよりセンサーズ・アンド・ワークス様よりご要望をいただいたRaspberry Pi(ラズペリー・パイ)ベースのゲートウェイを開発いたしました。
Raspberry Piを使ったゲートウェイは、センサーズ・アンド・ワークス様が自社製造できるため、従来のメーカー品と比較して、調達コストを抑えることが可能となりました。