スマートシティ向けOSであるFIWARE-ORIONとのデータ連携のテスト検証を完了いたしました。
■ FIWAREとは
FIWAREとはスマートシティのデータ連携基盤の中核を担うよう設計されたオープンソースウェアです。この度MODEでは、FIWAREの中でコンテクスト情報管理を担うFIWARE-ORIONとのデータ連携テストを行いました。FIWAREとMODE IoT Platformとの確実なデータ連携が検証できたことによって、FIWAREで構成された都市OSに対しても利用ケースに応じたMODEによるIoTデータ収集機能をご提案できるようになりました。
■機能追加の背景
スマートシティでは、都市のあらゆるモノがインターネットに繋がり、人・モノ・情報をリアルタイムで結びつけることで、次世代の魅力ある街づくりが可能となります。
MODEでは、リアルデータ(現実世界のデータ)を収集するためのゲートウェイ、センサー特化時系列データベースとユーザーインターフェースをワンストップで提供しております。エリアごとの人の流動量、公共交通機関・民間運送業等の移動状況、各種施設の混雑状況可視化など、ITシステムの巨大な集合体となる都市OSの設計に最適化したIoTプラットフォームをご用意しています。
この度、FIWARE-ORIONとのデータ連携が可能になったことで、リアルデータをクラウドにアップロードする仕組みをお持ちでない企業様でも、都市OSでリアルデータの活用を容易に行えるようになりました。
■ スマートシティIoTにおけるMODEの特色
- パートナー企業のセンサーを多数取り扱い、それらを使ったセンサーデータを取得することができます。
- IoTデータ活用に特化したMODEのゲートウェイを使い、堅牢かつスケーラブルなシステム設計を実現できます。
- 現実世界から取得したデータをクラウドに上げて、そこから直接FIWAREに連携させることができます。
- 「ITの総合格闘技」と称されるIoT開発にかかる時間とコストを最小化し短期間に安定したサービスをスタートさせることが可能です。
- FIWARE SHT(Short Time Historic) COMETとの連携で、長期間のリアルタイムデータ蓄積コンポーネントとしてMODE TimeSerise Database(時系列データベース)を利用することが可能です。
■URL
詳細・お問い合わせ先:
https://www.tinkermode.jp/contact/